RAINBOW SLEEVES

~ミセス・ビーンズの人生劇場~

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カメちゃ~ん

海の近く、田んぼの中の一軒家。
このブログのようにひっそりと存在しています。


いろいろな虫たちが寄ってくるんだけど、
ここしばらくはカメちゃん攻撃で参りました。

朝、起きたら、シーツの上にぽつん。一晩一緒に過ごしたらしい。
お風呂に入ろうと靴下を脱いだら、中からポロリ。一日中一緒に歩き回っていたらしい。

「マルカメムシ」ちゃんです。
臭いんです。
洗濯物にひっついて家の中に入ってくるんです。
ひどい時には20匹以上ひっついてる時もあるんです。
お、おぞましい。。。。でしょ?

先日はうなじでブブ~ンと羽音がしたので手で払うと、カメちゃんは前に回り、
Tシャツの胸元に飛び込んできて、寄せて上げている胸の谷間に落っこちました。
数ヶ月前、天井からぽとっと落ちたゴキちゃんが見事Tシャツの胸元にダイブ!
その恐怖の記憶が蘇り、超パニックに陥った私の指はあわてふためき、、
繰り返しトライするもなかなかつまみ出せない。
と、その内、ぷ~んと。。。。。
げげっ!!
臭っ!!!

臭いだけなら、洗えば済む話。
でもその夜、お風呂に入った私は気づいたのです。
あの臭い液にかぶれたと思われる二つの赤い点。

え?二つはおかしいですって??
いやいや、寄せて上げてるものですから、ブラを取ったら離れちゃうんですよ。
けっこう真っ赤になって、しかも痒いんですよぉ。
恐るべし、カメちゃん。

でも、さすがに気温がぐっと下がってきた今日この頃。
どうやら、カメちゃん攻撃も終息に向かっているらしい。
冬の訪れをしみじみと感じてますぅ。




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ローマの休日 第8話

劇的な(笑)マルコとの出逢いの前に、もう一人のイタリア人との出逢いがあった。
そうだ。彼のことは書き留めておかなければならない。

ロンドンでMが私に言った。
「僕の父の友人で画家がいるんだ。彼は15カ国語ペラペラで15カ国語はまあまあ話せる」
「画家」はともかく、30カ国語知っているなんて半信半疑どころか、冗談だと思っていた。

「ローマに来たら、紹介するね」

その言葉通り、Mは私をその画家P氏の自宅へ連れて行ってくれた。
玄関ホールや廊下には様々な彫刻や絵が飾ってあった。
一番目を引いたのは「ひな人形」。江戸時代のものらしい。
許可を得て家の中を撮影していると、1人の老婦人が帰って来た。
「ブォナセーラ!」彼女は気さくに声をかけてくれた。
P氏はお母さんと2人暮らしだった。

P氏はウェルカムの夕食を手際よく作ってくれた。
彼はイタリア語はもちろん、英語はペラペラ、おまけに日本語もペラペラだった!
若い頃、世界中を放浪しながら絵を描き続けていたP氏。
それぞれの地にある程度の期間滞在しながら言葉を覚えていったらしい。
東京にもけっこう長く住んでいたという。
ビデオを撮りながら1人でぶつぶつ日本語を話す以外は日本語で人と会話をして
いなかったので、涙が出るほどうれしかった。

薄暗く雑然としたアトリエには制作中の絵が立てかけてあった。
楽器やランプなどが描かれている静物画。
P氏は「彫刻家」でもあった。
ニューヨークのナショナル・ギャラリーにも彼の絵が展示されているという。
もしかしたら、結構有名な芸術家なのかもしれない。
どうしよう。。。
モデルになってほしいなんて言われたら。。。!
ま、そんな妄想はいつものようにはじけて飛んでしまったが。。。(笑)

Mがきっと頼んだのに違いない。
「彼女、暇そうだから接待頼むよ」(笑)

P氏と私のお出かけが始まった。



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スッキリ!

2~3週間前に気づいたんだけど。
右足の甲の真ん中あたりにあるこぶのようなもの。
けっこう固くて骨が変形?みたいな。
正座したら圧迫されてごりごり痛い。
足裏もつるような感覚。
昨日、4キロ歩いた後、ちょっと疲労痛もありましたよぉ。

今は、便利ですよね~。
医学書がなくてもネットでささっと調べられるんですから。
「ガングリオン」と自己診断しました。
注射で組織をとって診断、「ガングリオン」であれば
中のゼリー状のものを抜き取るということらしい。

注射かぁ。。。。
と、心の準備をして早速、形成外科へ行ってきました。
予想通り、「ガングリオン」。
検査も説明も処置も調べた通りでした。

「ガングリオン」持ちの友人がいて、彼女は手首に出来るので
ある程度、大きくなったら注射で抜くということを繰り返していました。
手術という方法もあるそうですが、今日の医師の話では完全治癒の確率は
30%なので手術はおすすめしないとのことでした。

抜いたゼリー状のものはちびっとしかなくて肩すかし。
けっこうふくらんでいたのになぁ。
一週間くらいふくらみをサポーターなどでしっかり押さえると平らになってくると
思うので、トライしてみてくださいと言われました。

運動は特に問題ないらしいので、「今年2回目のダイエット宣言」通り、
がんばって体を動かしますよ~。

拍手ぽちっとしてくださった立会人の方々。
ほんとにほんとにありがとうございましたーーーー



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まずい、まずい!!!

今年の元旦にダイエット宣言をして5ヶ月でマイナス10キロ達成!
が、しかし、その後6ヶ月も停滞気味のまま。。。。
その代わり、リバウンドもなく、なんとかマイナス10キロはかろうじてキープしてます。

ここのところ、運動量もがくっと減り、食べたいものは食べるという生活が続いて。。。
なんだかイヤな予感がしています。

こうしている間にも「メリメリ」と脂肪細胞が増殖し続けているような感じ。
いかん!いかん!!!
人生最後のダイエットと銘打って、今までがんばってきたのです!
明日から気を引き締めてあと5キロ減目指してがんばりますっ!

という今年二回目の「ダイエット宣言」でした。
「読んだぞ、読んだぞ~」。。。この場に立ち会ってくださった方々、
「拍手」をぽちっとお願いします。
立会人がいないと「なかったことに~」と心変わりしてしまうような
いい加減なヤツなんですよぉ。。。
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ローマの休日 第7話

マリア(出身国不明)が週に何回か掃除に来ていた。
その日も私は掃除の邪魔にならないように部屋の外に出た。
Mの家は一階にあって、外には庭ではなく、タイルが敷き詰められたオープンテラスがあった。
外壁に寄りかかってぼーっとしていると、「チャオ!」という声が頭上から降ってきた。
ふと見ると、向かい側の建物の3階の窓から、人なつこい笑顔で手を振る男性。
彼はマルコ。
弁護士志望の大学生で、教授の家を訪ねて来ていた。

マルコは陣内孝則さんをデフォルメしたような愛嬌のある顔だった。
弁護士をめざすくらいなので、きっと頭脳明晰なのだろうが、
つたない英語で一生懸命コミュニケーションをとろうとする彼はとってもチャーミングだった。

Mへの紹介を経て、マルコもMの家に出入りするようになった。
Mはマルコとイタリア語でやり取りをし、「変なヤツではない。大丈夫」ということになったのだ。

ローマの夏は暑い。暑いけれど湿度が低いので日陰に入れば涼しさを感じる。
ただ、Mの車もマルコの車もエアコンがついていなかったので、
日中、車で渋滞に巻き込まれると大変なことになる。
だから、私たちはもっぱらバイクで出かけた。

マルコは勉強の合間をぬって、いろいろなところに連れていってくれた。
彼は本当にひょうきんで、いつも私は笑っていた。
マルコと出会ってから、私の「ローマの休日」は一変した。
「仲間」が出来たのだ。

私は良い機会なのでイタリア語を教えてほしかったが、
彼は彼で英語のブラッシュ・アップのために、私とは英語での会話を望んでいた。
そんなわけで、結局、私が覚えたイタリア語は1から10までの数字と、「私は○○です」
「暑いですね」だけ。なんということだ。ははは。

お礼に私もマルコに日本語を教えた。

「ドーモ。ワタシハ マルコ」

ことある毎に言っていた。

「ドーモ。ワタシハ マルコ」



今でも覚えているだろうか。




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牛乳飲む?

「のど、かわいた」
ゆうべ、寝る間際に息子が言った。

「お水か牛乳しかないけど」
「じゃ、牛乳。あ、少しね」

一緒に台所まで行って、立ったままその場で一口。
「鏡とって」
私は冷蔵庫にマグネットでついている鏡を息子の顔の前に差し出した。

一口飲んではじーーーっと鏡をのぞき込んでいる。
ちょっとずつ飲み方を変えているようだ。

また一口。
「白いヒゲ」がついたのを満足げに見ている。

また一口。
今度は唇の間から少量の牛乳をたら~んと垂らした。
うれしそうに鏡を見ている。
そして、パジャマの袖でそれを拭い、残りを一気に飲み干した。

「何してたの?」

「ん?。。。実験」

変なヤツと言ってしまえばそれまでだが、
ほんとにおもしろいヤツなのだ。

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そう言えば。。。

うぅ。。。なんだか、のどが痛い。。。
風邪のひき始めでしょうかぁ。。。

「のどが痛い」と言えば。。。


ロンドンにいた頃、ある病院でポランティアをしていて知り合った看護士さんの家に
居候していました。
ガーナ出身のお父さんとモーリシャス出身のお母さん、子供二人はロンドン生まれの
ロンドン育ち。娘さんは当時、東京で弁護士の秘書。
その娘さんの部屋が空いていたので、ほとんど食費のみで住まわせていただきました。

風邪をひいたらしく、のどが痛い。
唾を飲み込むのもやっと、みたいな。
すると、看護士の息子が不思議なモノを手に部屋にやってきました。
「これを飲み込むんだ」
「???」

それは真っ黒にこげた一枚のトースト。

「これを噛まずに飲み込む。そうするとのどのばい菌をけずりとってくれるんだ」

まじっすか?????!!!!!

百歩譲ってばい菌をけずりとってくれたとして、それを「ごっくん」と飲み込んだら
元も子もないんじゃ。。。。。おどおど。。。。

しかも液体すら飲み込めないほど腫れ上がっているのに、ですよ!
それって、ガーナ仕込みなのか、モーリシャス仕込みなのか、彼のオリジナルなのか
不明でしたが、彼の好意を無にすることはできませんでした。

ごっくん

ぎゃーーーー!ですよ、ぎゃーーーーー!!

腫れ上がったのどがいっそうガギガギになったのは
言うまでもありましぇん。。。。

あぁ、いい思い出だぁ。


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ローマの休日 第6話

カミールが居候を始めてしばらくして、また1人居候が増えた。
Mのお父様の紹介でロンドンからソフィーがやって来た。
彼女のお父さんはイギリス人、お母さんはフランス人。
離婚後、お母さんはイタリア人男性とローマで暮らしていた。
夏休みでローマに来ていたが、いろいろと事情があるらしく、
ずっとお母さんのところにいられないので、しばらくMの家に滞在するというわけだ。
まだ16歳。スタイルも良く美人。年齢よりもずっと大人びて見えた。

こうして、居候が3人になったわけだ。
でも、それぞれ自由行動が基本だった。
残念ながら、ソフィーと親しくなるというところまではいかなかった。

一度だけ、Mも含めて4人で出かけたことがあった。
海辺のレストラン。Mのお母さんも合流した。
元女優でカメラマンのその人は美しい人で華があった。
食事がすむと、私たち4人は近くのディスコでひとしきり踊ってから、
砂浜で無邪気に波と戯れた。

ソフィーは一週間ほどでいなくなってしまった。
また、居候は二人。Mは相変わらず昼夜逆転の生活。

そんなある日、私の「ローマの休日」をハッピーにしてくれる人との出逢いがあった。






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有名人の言いまつがい

遅ればせながら。。。。すごすご。。。
言いまつがいの「マイ・コレクション」にしたくて。


先週の「誰ピカ」に藤山直美さんがご出演。

稽古場で直美さんがいつも座る場所。
そのテーブルの上に置かれているものを説明している時だった。

「これは何ですか?」

「ヌレット・ティッシュです。」


?????


ぎゃははははーーーーー


「ウェット・ティッシュか濡れティッシュか、どっちかひとつにしてください!」

と、ほっしゃんさんに突っ込まれていた。
ご本人に一番うけたらしく、涙を流して笑っていた。

「○○と○○をたして二で割る」パターンだ。
このパターンはありがちな言いまつがいだが、初めて聞いた「ヌレット・ティッシュ」

いや~、笑わせていただきました~♪
直美さ~ん、最高っす!

別窓 | まつがい | コメント:2 | トラックバック:0
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じ~ん。。。

今日、私が乗っていた車を手放しました。
幼稚園の送り迎えもなくなり、大勢の子供達を乗せてお出かけすることもなくなり、
7人乗りなんてもういらない。
何よりも諸々節約できるので、ちっちゃい車に乗り換えです。

ダーリンが私の車で出発する前に、家族4人で整列、「ありがとうございました!」
(その時、ダーリンが思わず柏手を打ちそうになり、寸止めしたのを私は見た!)

大きな事故もなく、警察に捕まることもなく(笑)、いろいろとお世話になりました。
思い出がいっぱいつまってるなぁ。。。
ふと横を見ると、息子がうつむいて涙ぐんでいる。

「最後にもう一度乗ってごらん」とダーリンに促されていつもの指定席へ。
娘も「この手触り、好きだったんだよなぁ」と一言。

長年、住み慣れたアパートや家を出る時ほどじゃないかもしれないけれど、
車も愛着がわきますよね。

ダーリンの運転で我が家をあとにした私の車の後ろ姿は
めっちゃ、かっこよかった。。。。

ほんとに、ほんとに今までありがとう♪
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髪切り屋さん

【一口メモ】 息子は「美容院」もしくは「理容院」のことを「髪切り屋さん」と呼ぶ

今日、髪切り屋さんに言ってきました。
バレエをやっているので髪が切れなかった娘も、先週ひとステージ終わり、
当分、シニョンにすることはないので、思い切ってバサっとショートに。

私も気分転換にヘアカット。
今までは「右のまゆがうまく描けないので、左分けで右のまゆを隠してください」でした。
今日は、「両まゆの上にしわが出来たので、前髪でしわを隠してください」にしました。

あとはどんな感じにしますか~?と聞かれましたが、
しわが隠れればあとはどうでも良かったので、
「ワイルドで、パンク、ファンキーな感じで」とわけのわからないオーダーをしてしまいました。

仕上がったそのスタイルは。。。。。



あれ?


なんか、「砂かけ婆」風。。。。

へぇ~、砂かけ婆って「ワイルドで、パンク、ファンキーな感じ」だったんだなぁ。



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ローマの休日 第5話

ニューヨークの大学で建築を学んでいるというカミールは、
夏休みにヨーロッパを1人で旅していた。
ローマに来る前はフランスにいたらしい。
Mのご両親の紹介というだけでMも会ったことはなかった。

10日ほどの滞在予定だったが、同じ居候の立場の人間が増えるのはうれしかった。
Mと私はテルミニ駅にカミールを迎えに行き、そのまま夕食を一緒に楽しんだ。
彼は少し疲れているように見えたが、一人旅の途中で私たちに出会い、
久しぶりに話し相手をつかまえたというように話しまくった。

カミールのご両親もまた離婚していた。どちらがどっちか忘れてしまったが、
確か、スペイン人とアラブ人だった。
彼のことを思い出すと、Cat Stevensの「Father and Son」が聞こえてくる。
彼はよくこの歌を聴いていた。その寂しそうな横顔は忘れられない。

仲間が増えたと言っても、カミールは目的を持ってローマに来ていた。
「何をしようかな」の私とは気合いが違う。
「一緒に出かけない?」なんて声をかけられるような雰囲気ではなかった。

彼は早速安いバイクを手に入れ、ローマ市内を走り回っていた。
彼のスケッチブックは様々な建造物のスケッチと細かい文字の走り書きで
みるみる埋まっていった。

ちょっと質問しただけで、軽く30分はレクチャーしてくれた。
専門的な知識のない私はちんぷんかんぷんだったが、それでも楽しかった。
何よりも目を輝かせて語り続けるカミールの顔を見ているのが好きだった。

Mもカミールもまだ夢の途中だった。
悩みながら、立ち止まりながら、振り返りながら、手探りで前に進もうとしていた。
みんな、若かった。






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ローマの休日 第4話

Mのお祖父様はたまに家に立ち寄るらしい。
私がローマに着いた日も、Mの大好物のフルーツのタルトが冷蔵庫に入っていた。
「おじいちゃんが買ってきてくれたんだ」と言っていた。

Mのご両親は離婚していたので、二十歳そこそこの独り暮らしの孫を心配しないわけがない。
留守中に家に入れるっていうことは鍵を持っているということ。。。。
わぁ。。。はち合わせしちゃったらどうしよう。。。
「大丈夫。日本人のお客さんが来るって言ってあるから」とM。

結局、滞在中にお祖父様に会うことはできなかった。

「おじいちゃんたちは家で朝食を食べないんだ」
いわゆる「ブランチ」らしいが、毎日行きつけのレストランで朝食をとるのだ。
私には想像もできない暮らしぶりだ。
一度だけ、そのレストランでMと食事をした。
私もこんなすてきなレストランで毎日食事がしたいものだ。

Mには英語の先生がいて、プライベート・レッスンを受けていた。
私も英語を十分に話す機会があった方がいいということで、その先生を紹介してもらった。
ニュージーランド出身でイタリア人の奥様がいる優しい笑顔のライト先生。
一応、「レッスン」という名目だったが、私たちはもっぱら世間話をした。
ユーモアのセンスのある方で、ちょっと品のいいジョークやネタ話をたくさん持っていた。
私はいつも大笑いし、一生懸命メモをとった。
その後、どこに行ってもライト先生直伝のジョークを披露したが、大好評だった。

ライト先生のお宅に毎日伺うこともできなかったし、日中、1人で過ごすことが多かった。
時間をつぶすために、たまには地下鉄を使わずに延々と暑い日差しの中、歩いたこともあった。
迷子になったこともあった。でも、一人はそんなにいやではなくなくっていた。
ただ、一人でいると心配なことがひとつあった。
ロンドンで「イタリアの男にお尻をピンチ(つまむ)されないようにね。」と言われていたからだ。
「君はいい女だ」という意味だという。
私はいつも後ろを気にしながら歩いた(笑)。
もちろん、一度もそんなことはされなかったが、誰がいきなり見ず知らずの女性のお尻を
つまむというのだ。考えられない。許せない。
本当の話なんだろうか。それとも私がからかわれたのか。
でも彼らならやりそう。。。と思ってしまうのは実に失礼なことだ。

そして、ある日、Mの家にもう1人居候の仲間が増えることになる。
ニューヨーカーだった。





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ローマの休日 第3話

巻き毛の黒髪で、彫りの深い顔立ち、長身でがっしりとした体格。
ローマ人のイメージそのもの。
テニスも相当な腕前らしく、十代の頃、ローマ代表に選ばれたこともあったらしい。

仕事が休みの日に海へ出かけた。
ビーチバレーを楽しむ人が大勢いてびっくりした。

ナイス・バディのイタリア人女性の水着姿に圧倒され、
水着姿になれずにジーンズのまま砂浜で寝たふりをしている私を残したまま、
Mはそのビーチバレーを思う存分楽しんでいた。

帰り道、サッカーに興じる若者達を発見するやいなや車を止めて
「ちょっとやってくる」と、またもや行ってしまった。

体を動かすのが好きなのだ。それに運動神経がいい。

「太る、太る」と言いながら、食べたいものを食べ、動こうとしない私に
あからさまな「理解不能」ビームを発していたM。



言うまでもなく、水着になれない私はその後二度と海へは誘われなかった。
                                             続く。。。



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ずれてるよ~

息子が言った。

「ねぇねぇ、ニーってしってる?」



。。。いつの間に外国人のお友達ができたんだろ

「知らないなぁ、そういう人」


「しってるでしょ!!ほら、ぼくのおふとんにもいるんでしょ!!」


。。。。。。。???


「ぼくのこと、かみついたりしない?」


ん???


それって、もしかして「ダ」のこと??


おぼっちゃま~、アクセント、ずれてますから~(泣)
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ローマの休日 第2話

約束通り、Mは空港まで迎えに来てくれていた。
久しぶりに見る彼の表情はローマの明るい日差しの中で生き生きとしていた。

彼はお祖父様が購入してくれたという1LDKに独り暮らし。
LDはかなり広く、調度品も高価そう。
美術学校を卒業している彼らしく、自画像も含め、壁にはたくさんの絵がかけられていた。
中でも大きなチェ・ゲバラの絵が印象的だった。

ローマについたその夜はワールド・カップの決勝前夜。
町は世界中から集まった熱狂的なサッカー・ファンであふれかえっていた。
私たちはカラカラ浴場に向かった。
そこで、三大テノールによるコンサートが行われることになっていた。
ちょうどリハーサルの時間だった。
当然、チケットはなかったので、そのコンサートの模様は帰宅してからテレビで堪能した。

その日、久しぶりに彼のトマトソースのペンネを食べた。
「このソースは本場イタリアの友達に教わったから、おいしいでしょ」
と、私が娘によく言うその「友達」とはMのことである。

次の日、彼はバスや地下鉄の乗り方を教えてくれた。
私の滞在予定は約一ヶ月間。その間中、彼につきっきりになってもらうわけにもいかない。
イタリア語は話せないが、少しずつ覚えよう。
英語がわかる人も多そうだし、なんとかなるだろう。

でも実は1人で動き回るのはとっても不安だった。
ま、もともと弱虫なのだ。他力本願、依頼心が強い私。
やっと実現した「ローマの休日」なのだから、そんなことは言っていられない。
わかってはいるけど、相当気合いを入れないと家の外に出られそうもなかった。。。

そして。。。案の定、
「ごめん。急に撮影の仕事が入ったんだ。しかも撮影は夜中。
   昼夜、逆転するから、ほとんど一緒に過ごす時間がないなぁ。」

彼は当時、アシスタント・カメラマンをしていた。
「ニュー・シネマ・バラダイス」の撮影現場も経験していた。
美術への道か、映像の仕事か、迷っている時期だったのかもしれない。

そんなわけで、彼は朝方帰宅、就寝。
私は日中静かに家で過ごすか、無理して外出。
私が帰る頃には、彼は仕事へ。
そんな毎日がスタートした。
                             続く。。。
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デザートはまずいんじゃなかった?

今年の一月からダイエット中の私。

「さて。。。と。ティラミス、ティラミス。。。」




????????




げっ!



「ピラティス」だった。。。。。
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ローマの休日 第1話

昨夜、ふとある人の名前を思い出し、ちょっとした好奇心で彼の名前で検索してみた。
彼は雲の上の人になっていた。最初は同姓同名かと思ったけれど、写真を発見。
やっぱり彼だった。
そのあと、思い出をかき集めるかのように脳がフル回転してしまい、なかなか寝つけなかった。
少しずつ彼との思い出を書き残しておこうと思う。
脳を鎮静するために。

私はロンドンのど真ん中にある学校で「ケンブリッジ英検」の受験勉強をしていた。
ある日、同じクラスにはいってきたのがイタリア人で映像の仕事をしているというMだった。
その後、イタリア人の小児科医ユージェニオもクラスメイトとなり、三人は意気投合。
学校が終わると、時間が合えばいつも一緒に遊び歩いた。

彼らはイメージ通りの陽気で気さくなイタリア人。
でも、日が経つに連れ、目に見えて元気がなくなっていった。
「太陽が恋しい。。。」と言っていた。
そうか。ここロンドンの空は灰色だもんな。
人間の精神衛生上、太陽がいかに大切かを痛感した(笑)。

私と違って、彼らは仕事上の英語のスキル・アップのために来ていたので、
わずか数週間の滞在だった。

まず、ユージェニオがベルギーの病院へ。
トリオからデュオになっても相変わらずいろいろと出かけた。

そうそう、恥ずかしながら黒澤明監督の映画を初めて観たのもロンドンだった。
「日本人なのにクロサワの映画を観たことがないの?」と驚いていた。
彼に誘われて「羅生門」を観に行った。
いろいろと細かいことが気になるようで質問攻めにあい、四苦八苦。
前の席に座っていた男性に「うるさい!」と叱られて二人で苦笑い。

彼のお祖父様はかなりのお金持ち。
お父さんは舞台評論家で、お母さんは元女優で写真家、
TV番組も持っていると言っていたっけ。
一度、お父さんが仕事でロンドンに来た時、
スローン・スクエアのパブに出向き、紹介してもらった。
田舎者の私とは大違い、そんな華やかな環境で育ったわりに、
Mは飾り気のない、純粋な人だった。

そして、彼もとうとう帰国。
ソロになってしまった私はしばらくの間、心にぽっかり穴があいたようだった。

でも約束していたのだ。
「夏休みになったら、ローマにおいで。もちろん、ぼくの家に泊めてあげるから。」
お金にゆとりのない私にはうれしいオファーだった。

あいにく、イタリアではサッカーのワールド・カップが開催されていて、
しかも私の入国予定がセミ・ファイナルの日だったので、飛行機の予約が困難だった。
でも、彼の紹介でチャーター便の席が取れ、「ローマの休日」も実現できることに。

本当に迎えに来てくれるだろうか。(イタリア語は全く話せない。。。)
不安な気持ちのまま、ガトウィック空港から飛び立った。
                                            続く。。。
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デビュー!

小学生ブロガーの娘に手ほどきを受けて、ついにマイ・ブログ、スタート!
今まではmixi派だったけれど、いろいろと思うところがあってブログに転向。

備忘録も兼ねて、印象深い出来事や唐突に蘇った記憶を
せっせと書き留めておきたいな。




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